少し感動しました。

どーも!!ご無沙汰です。笑

久しぶりに更新します。笑

 

わたくし、永井は今年に入り、スペイン語も苦労することが全くなくなり、手伝いをしている子供のチームでは、11歳以下のカテゴリー(SUBー11)の監督をしています。

f:id:shouyanagai0606:20180813125522j:image

 

ボリビアは日本と違い、子供から年間のリーグ戦があり、それが公式戦となります。

まず半年かけて全60チームの中から上位20チームが「COPA DE ORO」という上位リーグに進み、そこから上位チームが決勝トーナメントに進むという仕組みになっています。

 

僕のチームは(SUBー11)からは2チーム出場しています。わかりやすくいうと一軍と二軍みたいな感じです。

しかも、他のカテゴリーは敗退したチームもあるのに、わがチームが唯一、両チーム、予選リーグを勝ち抜きました。

ここぞとばかりにドヤ顔で指導しています。笑

f:id:shouyanagai0606:20180813125656j:image

 

現在は上位リーグが始まっているのですが、今週は土日にそれぞれ2連戦でした。

 

そんな中で少し感動したことがあります。

 

 

サッカーにミスは付き物です。ていうか、日常茶飯事です。それは手でなく、足でボールを扱い、相手と味方が入り混じり、カオスな状況でプレーしなければいけないからです。

 

そんな中、自チームの子供、センターバックがミスをしてしまいました。センターバックはキーパーの次に自分のゴールに1番近いポジションです。

つまり、ミスが相手のゴールに直結する可能性が非常に高いポジションです。

 

ボリビアの子供のサッカーはフィジカルの強い子や足の速い子だけで攻めてフリーキックになればどこからであろうが、キック力の高い子がシュートを打ちます。

が、僕のチームは、というより僕はそれが嫌いです。というより大嫌いなので、たとえゴールキックであろうがキーパーからしっかりパスをつないで攻めます。ビルドアップというやつですね。スペイン語では「salida de balon」といいます。

ボールの出口という意味です。

 

わかる人はもう分かると思いますが、センターバックがその過程でパスカットされ、失点してしまったんです。

その試合はその後追いついて同点で終了しましたが、ミスをした子は責任を感じで泣いていました。

 

その中で僕が感動したのは2つあります。

まずはチームメイトのほとんどがその子に駆け寄り、「気にするな」「大丈夫」などと声をかけたことです。いよいよ本当のチームになってきた気がしました。

 

そして、2つ目はそのミスした子のその後のプレーです。

普通ならミスをした後は緊張やら恐怖やらでもう普通にはプレーできません。

しかし、ミスをした後にもかかわらず、いつもと変わらず、もしかしたらそれ以上に勇気をもってキーパーからボールを受け、適当にボールを蹴るのではなく、試合終了まで、しっかりと自陣からパスを繋ごうと頑張っていました。

 

子供だからミスは仕方ない。でも、しっかり勇気を持ってミスから何かを学び再びチャレンジしていく子供の姿に感動しました。

ミスをミスで終わらせず、学びに変えることができるのはサッカーに限らず、素晴らしいことですね。最後までプレーを全うした彼を誇り思います。(試合後に彼にもそう伝えました。)

 

まあ、その学びのおかげかはわかりませんが、次の日の試合は途中で相手選手がボールを奪えず、「もうプレーしたくない」と監督にゆうくらい、相手を圧倒していました。笑

 

そんなこんなで、毎日サッカー漬けの日々ですが、楽しく過ごしています。

ブログも少しサボっていたので、これからはちょくちょく更新していきたいです。

今回は少し長くなりましたが。。。笑

 

では、Hasta luego !!f:id:shouyanagai0606:20180813125603j:image